(2003/07/07記)
十和田八幡平国立公園中、高台の焼山地区温泉街のはずれにあり、国(環境省)の指導を受けて景観上めだたないようにするため深緑色に塗らされたようです。
全体がそうかと思ったのですが、写真を見たら鋼管柱だけ深緑色でした(^^;
左の写真で鋼管柱が湾曲して見えるのは、24mmレンズに樽型の歪曲収差が少しあるためです。
長い筒が2本ついているほか、薄い板みたいなモノ2枚も配線されていますから、これもアンテナかな(?)。
焼山地区は十和田湖の東の玄関口で、近くで奥入瀬渓流(佳景。両端を除き圏外。国道が寄り添う)と蔦川(国道が寄り添う)が合流しています。この合流点付近の高台(下図の△)だと3つの通り筋(奥入瀬渓流、蔦川、合流後)を見通せそうですが、基地局の設置場所はそこからだいぶ東(下流側)へ片寄ったところの中途半端な高台の中腹です(下図の●1)。しかも、奥入瀬渓流と蔦川はあちこちひん曲がった狭隘な谷間を流れ、国道もおよそそれに沿っています。
このため、合流点からこれら上流へは1kmくらいしか飛ばないようです。
一方、視界が開ける下流(東方向)へは数キロは飛んでいるようです。
 (2003/07/07作成)
(2003/10/26記)
板状アンテナは、IMT-2000です(足元はチョット不明)。
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