訪問年月日 | 記 事 |
2003/09/02
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 2〜3階
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(2003/09/07) 地上階に道トン協(社団法人道路トンネル情報通信基盤整備協会)の基地局は見当たりません。
エスカレーターホールの中央にあるユリの花のような大きな装飾塔は、2階の床から3階の天井まで同軸で切れ目がありませんが、少なくてもビルを支える支柱ではありません。
となると、アンテナの隠し場所は、この中が最有力です。中には3本の細いパイプがありますが、ノーファインダーで撮ったらパイプが見える(はずの)天井部分は写っていませんでした(^^;
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2003/10/10 2003/10/17 2003/10/20
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(2003/10/26) 地上1階の天井で道トン協の基地局?(白っぽくて半透明のドーム型。物件1)を2個発見しました(今まで気がつかず…)が、J-PHONEかどうかはわかりません。また、2本のツノが生えた四角い箱(物件5)も発見しました。
(2003/10/26) いよいよ地下です。 ここではJ-PHONE、DoCoMo、auが感度3です。 PHSは、DoCoMo(NTTパーソナル)が感度2で、DDI-Pocketは感度未確認ですがアンテナがあります(下記物件2)。 店内で聞いたところ「使えない携帯があり、外へ出て行って通話している人をよく見かける」そうです。 一方、当地では、J-PHONE(IMT-2000対応、VGS)を持っている人は殆どいないようだし、ASTELに至ってはその存在すら知らない人が多いのです。 「となると、、、その“使えない携帯”はFOMA!」(某廃人さんのご意見)。
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物件1  (2003/10/20撮)
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(2003/10/26) 白っぽくて半透明のドーム型(物件1)は、1階以外の階でもみつかりました。 出入口付近でよく見かけ、小さい点が赤く点滅しています。 これは、基地局ではなくて警備用か何かの装置らしいです・汗(^^;;
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(2003/10/26) ぼやけていますが、DDI-Pocketのようです(よそのサイトで同じ物件を確認しました)。 右側の平たい箱は、基地局ではなくてスイッチボックスだそうです。 右側へ続く配線をたどってみましたが、どうしても架台の上が見える位置がなくて、基地局は発見できませんでした。
 (2003/10/10撮)
ところで、地下の薄暗い天井をストロボなしで撮るのって、無理がありますね(^^;
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物件2  (2003/10/17撮)
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(2003/10/26) 出直してストロボを焚いたら、今度はうまく撮れました(^^
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物件3  (2003/10/17撮)
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(2003/10/26) こんな物件もありまして、シールには「ANT4」と書いてあり、すぐ近くには同じカタチの「ANT3」があります。ここからだいぶ離れた場所にも同じカタチの物件がありまして、「ANT5」と「ANT6」となっています(つまり全部で4個(2個×2か所)発見)。 携帯用のアンテナみたいです。
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物件4  (2003/10/17撮)
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(2003/10/26) 上からジャックが2本刺さっているようですが、右端にもう1本刺せるのではないでしょうか。 携帯用のアンテナみたい、というより、これこそ道トン協が推進している共通タイプの基地局で、携帯キャリアが複数で利用可能な仕組みになっているそうです。
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物件5  (2003/10/17撮)
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(2003/10/26)
地下でよく見かけるレピータです。別のビルで、これと同型で右下に“NTT”と表記されている物件を発見しています。 初期のころ、これを道トン協の基地局と勘違いしていました(汗)。
レピータは、「電波利用ホームページ」中「携帯電話サービスにおけるエリア整備の在り方について」(平成15年3月。携帯電話サービスにおけるエリア整備の在り方に関する調査研究会)において、
携帯電話基地局からの電波を受信・増幅発射して携帯電話基地局のエリアを拡大する無線局。既設エリアを部分的に広げる効果があり、運用経費も安価。設備費は1,000 万円程度。
とされています。
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(2003/10/26) 再び地上階を調査しました。 1階では、エスカレーターホールからほぼ素通しであって物件3から見通しの悪いある場所で、J-PHONEは感度3のままなのにDoCoMoは感度2になりました。
<1階>物件5が2個、物件3が2個(近接) <2階>物件5が1個 <3階>物件5が1個 <4階>物件5が1個
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 (2003/09/02撮) 上の地図中、●3
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(2003/10/26) ところで、DoCoMoだけは近くにPDCらしき屋上局があるので、DoCoMoはこのビルの地上階を内部から手厚くカバーしなくても大丈夫そうです。 |
(2003/10/26) 以上から、「物件3がDoCoMo、物件4がJ-PHONEとau、装飾塔の中がJ-PHONEとau」と考えるとつじつまが合うのですが、わずかの状況証拠だけなので確証はありません。確認するためには電磁波測定をするしかないようですが、それはまた次の機会ということで・・・(^^;
(追伸) このページは、情報提供・助言・援助してくださった方々のおかげで制作することができました。この場を借りて感謝申し上げます。
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2003/10/30 2003/10/31
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(2003/11/02) (2003/11/03更新) 1〜4階の通路は、エスカレーターホールを大きく取り囲むように一周できるレイアウトです。 これまでの経験で、エスカレーターに乗っているときは“青森県青森市新町”ばかり拾ってしまうことがわかっています。
10月30日と31日、またまた地上階を訪れました。 いつもとは逆に、“青森県青森市新町”のライバル(青森県青森市篠田)がどれだけの勢力を持つのか調べることにしました。 3階と4階の隅っこ、つまり北端と南端では、いったんオフラインモードにすると簡単に“青森県青森市篠田”を拾うことができます。 そのまま、どこまで“青森県青森市篠田”がついてくるのか実験してみました。つまり、位置情報を更新しながら少しづつ移動しました。 その結果、3、4階とも“青森県青森市篠田”を掴んだままで通路をほぼ一周することができました。 特に4階では、装飾塔の目の前でもハンドオーバーしませんでした。 # 装飾塔は、3階と4階の間だけは床で遮断されています。 ## もっとも、この床が電波をどれだけ遮るのかわかりません。 そんな中、“青森県青森市新町”にハンドオーバーしてしまった場所が1か所だけあり(3階)、そこでは装飾搭がまる見えでした。
いよいよ煮詰まってきたような気がします。 今日の推論は次のとおりです。
- 4階に“青森県青森市新町”の発信元(基地局)は存在しない。
- 3階で受信した“青森県青森市新町”の発信元(基地局)は、少なくてもエスカレーターホール内のどこかにあると推定され、それは装飾塔の中(2〜3階のどこか)である可能性が高い。
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2005/02/08
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(2005/02/13) 数日前に地下を訪れました。
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物件6 
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物件6 
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こんなものは、当初は存在しなかったのです。昨年(2004年)の秋に設置されたようです。 どうやら、DoCoMoのIMT-2000(FOMA)ですね。
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2003/10/30 2003/10/31
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(2005/02/13) 物件3は、左側がデカくなっていました(昨年の秋からです)。 このデカい方(左側)はJ-PHONEのIMT-2000(VGS)で、以前からある小さい方(右側)はJ-PHONEのPDCではなかろうか、と推測します。 小さい方(右側)は、上野駅広小路口にある基地局とそっくりですし。
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(2005/02/13) 地下には同じものがもう1組ありますが、こちらも左側がデカくなっていました。
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物件7
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物件3
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2005/10/25
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2〜3階 
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(2005/11/04) エスカレーターホールの中央(白囲みのところ)にあったユリの花のような大きな装飾塔は、撤去されてしまいました(^^;;; 3本の切られた白いパイプ(出っぱり)が白囲みの上端(3階の天井下)に見えます。
位置情報の出方も変わってしまい、エスカレーターホールの中央で「青森県青森市新町」にならなかったりします。 以前はそんなことは全然なくて、更新すれば必ず「青森県青森市新町」になっていたのです。 2〜3階の電波状況を調べたところ、(以前存在したはずの)J-PHONE(PDC)のアンテナは消滅したものと判断できました。
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2005/10/28
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(2005/11/04) 地下〜地上3階のフロアを詳しく調べてみました。 結果、J-PHONEらしきアンテナの個数は、次のとおりでした。
フロア | J-PHONE(PDC) (物件3) | J-PHONE(IMT-2000) (物件7) |
地上3階 | 0個 | 1個 |
地上2階 | 0個 | 0個 |
地上1階 | 2個 | 2個 |
地下1階 | 2個 | 2個 |
(2005/11/04) 地下を訪問したら、新しい物件が3か所に設置されていました。 少し下を向いてうつむき加減のauです。 はじめて見ました(^^;
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表 
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裏 
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