2005/12/11
乗り鉄の日程が確定した。2005/12/23-24だ。
北上線は学生時代に乗っただけだし、由利高原鉄道は未乗なので、これらに乗車しながら位置情報を移動受信したい。
ついでに、いつも位置情報調査のアッシーをさせているカミサンを温泉に連れて行って慰労することにしよう。2人で1泊2日だから、青春18きっぷを4券片使えばよい。
訪問年月日 | 記 事 | |||||
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2005/12/23 |
弘前−大館−盛岡−北上−ほっとゆだ(陸中川尻) 7:56弘前発大館行きに乗車しようと弘前駅へ行ったら、奥羽本線は津軽湯の沢駅付近で倒木のため不通だと。昨夜来の雪のせいかもしれない。 JR弘前駅は、弘前から大館まで各駅停車と直行の代行バスを出すという。さっそく直行便に乗車し、8:50発車。 カミサンとともにバスの最前列・運転手の真後ろに陣取ったので、運転手が携帯電話でどっかと話したり、停車中に対向車の運転手と窓越しに話したりするのがよく聞こえる。 やがて、東北自動車道の通行止めは解除されたという情報が入り、代行バスは、東北自動車道経由にコースを変更。 碇ヶ関から小坂までは、快適な高速道路の旅だった。 秋田県道2号(樹海ライン)、小坂から大館までは、雪のため道幅が所々狭くなっていて大型車のすれ違いが困難だった。お互いちょっとずつ進んですれ違うため、むやみやたらと時間がかかる。 そんなこんなで代行バスは、弘前から大館まで5時間28分もかかり、14:18大館駅に到着。 カミサンは、トラブルだらけの旅にパニクりながらも、「高速バスで盛岡へ出よう」と言い出す。そりゃ、いい考えだ。もはや「青春18きっぷだから鈍行で」などとこだわっている場合ではない。 14:45大館発盛岡行き高速バスに乗車したら、東北自動車道に乗るまであちこち寄り道しながら乗客を拾って進んでいく。 ところがカミサンは、相も変わらずパニクっている。勝手にあたふたと動き回るものだから、歩き慣れた(はずの)盛岡駅で不覚にも迷ってしまう始末。 18:13盛岡発に乗車し、北上には19:05到着。 20:53ほっとゆだ駅で待ちかまえるタクシーに乗り込み、湯川温泉の旅館に着いたら21:08だった。 そういえば昔、そんな駅を通った記憶がある。「Hot湯だ」も結構だが、「りくちゅうかわしり」も響きが良い。こうした歴史的伝統的(?)地名は、大切にしたい。 かくして、行程は短く時間は長い大旅行、ひとまず初日はクリアした。 |
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2005/12/24 |
ほっとゆだ−横手−秋田−(羽後本荘−矢島−羽後本荘−秋田)−弘前 トラブルは、まだ続いた。旅って、こんなに大変なものだったろうか(汗)。 朝起きて旅館の玄関を出たらそこは、軽く1メートルを超す積雪だった。岩手秋田県境に近いここ湯川温泉は、結構な豪雪地帯らしい。
7:45発のバスに乗車し、ほっとゆだには定刻8:00のちょっと前に到着。
8:21ほっとゆだ発に乗車し、横手へ向かう。 ところがどっこい横手駅では、「奥羽本線の和田と秋田の間で除雪作業中のため、下り10:03発は発車できても秋田の手前で待たされることになりそう」だと。 カミサンは、もはやすっかり平静になっていた。しばらくたったら、またもや「高速バスはないの?」と言い出した。 定刻より20分遅れの10:55に入線した秋田中央交通バスは、普通の路線バス用の車体で、それはどう見ても高速バスらしからぬ風貌だった。 秋田駅もまた、ひどいことになっていた。
改札前の地図掲示板だと、午後4:00まで除雪作業となっている。 TurtleNeck「代行バスは出しますか」 改札には、数人の駅員が出て乗客に丁寧に状況を説明している。 TurtleNeck「弘前まで行きますが、バスなどで自力で東能代まで行った場合、そこから先は列車が動いていますか」 だめだ、こりゃ。どうしようもない。JRが動くまで待つしかない。 TurtleNeck「代行バスは出しますか」 TurtleNeck「青春18きっぷなので、普通列車に乗りたいのですが」 やがて、業務用の構内放送が入った。 日本海1号は11時間48分の足止めを食らった後、17:18秋田を発車した。 |